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世界遺産検定 準1級基礎知識の問題

文化遺産として推薦する宮殿Aと、自然遺産として推薦する森林Bについて、真正性と完全性が求められる対象の組合せはどれか。

  1. 真正性:B/完全性:AとB
  2. 真正性:A/完全性:AとB
  3. 真正性:AとB/完全性:B
  4. 真正性:AとB/完全性:A
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解答と解説

正解:2. 真正性:A/完全性:AとB

世界遺産条約は文化遺産と自然遺産を一つの枠組みで扱うが、真正性は文化遺産に、完全性は両方に求められる。真正性では形状、素材、用途、機能などの伝統の継承を確認する。ヴェネツィア憲章は歴史的証拠と修復箇所の明示を重視し、奈良文書は自然条件や文化的背景に即した解釈を示した。 完全性では、価値を示す全要素、適切な広さ、開発や管理放棄の影響、長期的な保護体制を確認する。文化遺産では、推薦書が価値を示すと説明する時代と実際の資産の年代との一致、生きた街並みの特徴や機能の維持、劣化の制御も求められる。自然遺産では、生物学的過程や地形の保全、人間の活動の持続可能性が重要になる。 条約は遺産に社会生活の中で機能・役割を与えることも求める。「歴史的都市景観の保護に関する宣言」では、現代建築を建てる際に街の景観を尊重し、歴史的都市景観の概念を推薦書などの保護計画に含めることを推奨している。 参考: 公式テキスト準1級 第2版 第1章 P.031 真正性

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