打合せで、画材店が「展示台を30万円、10月1日納品」で購入を申し込んだ。工房は「価格はよいが10月8日納品」と返し、店は「8日でよい。ただし28万円」と返した。最後に工房が「28万円、8日納品で引き受ける」と答えた。すべてその場で相手に伝わり、書面を成立条件とする約束はない。契約が成立した時点と内容はどれか。
- 工房の最後の返答時に、28万円・10月8日納品で成立した
- 最後まで口頭の交渉なので、金額と納期が一致しても未成立である
- 店が8日納品に応じた時に、30万円・10月8日納品で成立した
- 工房の最初の返答時に、30万円・10月8日納品で成立した
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解答と解説
正解:1. 工房の最後の返答時に、28万円・10月8日納品で成立した
条件を変えた返答は新たな申込みとなる。店の返答は納期を受け入れる一方で価格を28万円に変えているため、まだ条件の一致はない。工房がその価格と納期をともに受け入れた最後の返答で合意が成立する。 ほかの選択肢 「最後まで口頭の交渉なので、金額と納期が一致しても未成立である」…この売買に書面を要する前提はなく、最終条件について口頭で合意すれば成立する。 「店が8日納品に応じた時に、30万円・10月8日納品で成立した」…店は価格を変更しているため、納期への賛成だけを切り出して30万円の合意と扱うことはできない。 「工房の最初の返答時に、30万円・10月8日納品で成立した」…工房が納期を変えた時点では、その新しい条件に店が承諾していない。 参考: 公式テキスト[初級・上級]第4版 第1章 P.013 1-1 契約について/契約の成立・契約書の意義
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