個人情報取扱事業者に課される義務が、個人情報・個人データ・保有個人データの各段階でどのように適用されるかについて、最も適切なものはどれか。
- 個人情報取扱事業者の義務は、保有個人データについて最も軽く、個人情報について最も重い。
- 安全管理措置(法23条)等の個人データに関する義務は、保有個人データに至って初めて課され、個人データの段階では適用されない。
- 利用目的の特定(法17条)等の義務は個人データ・保有個人データにも適用され、義務は個人情報・個人データ・保有個人データの順に加重される。
- 利用目的の特定(法17条)等の個人情報に関する義務は、個人データには適用されるが保有個人データには適用されなくなる。
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解答と解説
正解:3. 利用目的の特定(法17条)等の義務は個人データ・保有個人データにも適用され、義務は個人情報・個人データ・保有個人データの順に加重される。
利用目的の特定(法17条)等の個人情報に関する義務は、個人データであることを要件とする個人データにも、個人データであることを要件とする保有個人データにも適用され続ける。同様に、安全管理措置(法23条)等の個人データに関する義務は保有個人データにも適用される。このように、個人情報取扱事業者の義務は個人情報・個人データ・保有個人データの順に累積的に加重される構造になっている。 ほかの選択肢 「個人情報取扱事業者の義務は、保有個人データについて最も軽く、個人情報について最も重い。」…義務は個人情報から個人データ、保有個人データへと段階的に加重され、保有個人データが最も重い。 「安全管理措置(法23条)等の個人データに関する義務は、保有個人データに至って初めて課され、個人データの段階では適用されない。」…安全管理措置等の個人データに関する義務は、個人データとなった段階で既に課され、保有個人データに至って初めて課されるものではない。保有個人データにはこれに加えて開示等の義務が上乗せされる。 「利用目的の特定(法17条)等の個人情報に関する義務は、個人データには適用されるが保有個人データには適用されなくなる。」…個人データは個人情報であることを要件とするため、個人情報に関する義務は個人データにも保有個人データにも適用され続ける。「適用されなくなる」という記述は誤りである。 参考: 公認テキスト 初版 課題Ⅰ 第5章 P.038 第2節 個人情報取扱事業者等の義務等の概要
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